**香港**ディスカバリーベイの歴史と最新開発情報
こんにちは〜☆
10ヶ月の娘を連れて、香港に移住してきて、
もうすぐ11ヶ月になります。
初めの1ヶ月は香港島のサービスアパートメントに住んでいたので、
ディスカバリーベイに住み始めてから10ヶ月になるのですが、
ここに住んでいると、たくさんの出会いと別れがあります。
古い歴史のある街ではないので、地元の人という概念があまりなくて、
みんなどこからか来て、そして、多くはどこかへ帰っていく人たち。
今、1歳8ヶ月になった娘が、
とても仲良くしてもらっているお友達も、
1人は来年になったらチリに帰ってしまうし、
もう1人は、イギリス出身だけど、
次はシンガポールに移住するそうです。
もちろん、私たちもここに永住するつもりはないので、
いつかはさよならを言う側になります。
先日、とあるきっかけで、
ディスカバリーベイの歴史について
調べることがあったので、
今日はそのことを書きたいと思います。
香港に引っ越して来る前、
旦那の同僚から、ディスカバリーベイが良いよ
ということをチラッと聞いていたので、
色々調べていたのですが、
実際そこに住んでいる日本の方の生の声、
みたいな情報がほとんど得られなかったので、
私のブログが何かの役に立てば良いな、と
いつもそんな思いで書いています♡
ディスカバリーベイの位置
香港は大きく3つの区域で分かれています。
中国と国境を接している北側から、New Territories(新界)、Kawloon(九龍)、Hong Kong Island(香港島)となっています。
下の画像でオレンジ色のハイライトをしている箇所がそれに該当するのですが、ディスカバリーベイは、左下の緑色のハイライトがかかっているLantau Island(ランタオ島)の北東湾に位置します。(このランタオ島は、区域としては新界に属しています。)
一見、中心地から離れた島で不便のように見えますが、日本で都心に通勤することを考えると、はるかに楽に中心地までアクセスできます。
以前のブログ↓↓でも少し書いていますが、ディスカバリーベイは香港の中心地セントラルからフェリーで25分、香港国際空港からバスで25分の距離にあります。
最寄りのMTR駅は、トンチョンラインの終点トンチョン駅 or ひとつ前のサニーベイ駅(下の画像のピンクの丸で囲んでいる駅)になります。
トンチョンからもサニーベイからもディスカバリーベイ行きのバスが出ていて、どちらからでも約15分の距離になります。
クローズアップした位置関係は↓↓こんな感じです。
ちなみに、ディズニーランドまでは、タクシーで20分くらい。
バスでサニーベイ駅まで行って、ディズニーランドラインに乗るルートでも、乗り継ぎがよければ、家を午後2時に出て、2時半開始のパレードに間に合います♪
では、どのようにして、ディスカバリーベイというリゾートタウンが開発されたのか、その歴史についてご紹介したいと思います。
なお、少し細かすぎる内容になっていまして、ディスカバリーベイをご存知ない方からすると、なんのこっちゃ、というような話しが多いので、読み飛ばしてくださいね。笑
開発の歴史
- 1970年代末から開発開始。
- 1980年にはフェーズ1として最初の250戸が完成、販売されました。
- 1982年にはセントラル⇄ディスカバリーベイ間のフェリーの運行が開始。
- 1983年にはDiscovery Bay Residents Clubがオープンし、リクリエーションクラブハウスのコンセプトの先駆けとなります。
- そして、同年、Discovery Bay International Schoolが設立されました。
- さらに、同年、香港で初となる人口プライベートビーチTai Pak Beachが作られましたが、総費用は2,000万香港ドル(今のお金で2.8億円弱?当時だといくらくらいになるんだろう??)で、そして、砂は中国からの輸入だそうです。
- そしてそして、同年、18ホールのゴルフ場も建設されます。(なぜ、こんなに1983年について詳しく書くのか。それは、何を隠そう、私が1983年生まれだから、です。笑)
- それから飛びまして、1989年にはマリーナクラブが設立され、ゴルフ場の増築建設が完了し、さらに9ホールが追加で建設され、
- そして、10年くらい飛びまして、2000年に、ディスカバリーベイトンネルが開通し、ディスバリーベイ⇄トンチョン、ディスカバリーベイ⇄香港国際空港のバスの運行が開始します。
- 2004年には2つ目のリクリエーションクラブClub Sienaが完成。(そして、今、私はこのブログをClub Sienaのスタディールームで書いています‼︎)
- 2005年にはディスカバリーベイ⇄サニーベイ間のバス運行が開始
- 2006年には、アジアで初となる、船内無料Wifiサービスが開始
- 2010年には、ノースプラザのショッピングセンターが完成し、
- 2013年には、リゾートホテルAuburge、そして香港初となるシーサイドチャペルがオープンしました。
- 2014年、ノースプラザのロングリフト(私たちがそう呼んでるだけで正式名称ではありませんが、プラザとその上の居住地区を結ぶ長いエレベーター)が運行開始
- 2017年には、ディスカバリーベイのメインバスターミナルのアップグレード工事が開始(そして、最近ようやく完成しました)
原住民(と呼んで正しいのかどうかわかりませんが)の方々はいらっしゃったようですが、このようにディスカバリーベイが本格的に開発されてからまだ40年ほどの歴史しかない街になります。
2000年のディスカバリートンネルの開通により、一気に利便性が増し、空港へのアクセスが格段と良くなったことから、現在、ディスカバリーベイには航空関係の方が多く住まれています。
名前の由来
ディスカバリーベイという名前の由来には2つの説があり、どちらもイギリスのランタオ調査団に関連しているようです。
◇説その1
イギリスの調査団が初めてタイパック湾に上陸したとき、村人に地名を尋ねました。村人たちは英語を理解していなかったため、間違って「アサリを掘っている」と答えてしまいましたが、これが広東語の「発見」という言葉に少し似ているように聞こえました。
◇説その2
「HEICSディスカバリー号」がランタオの地形図を作成するために派遣された船の一つで、そこから由来して、ディスカバリーベイと名付けられました。
続いて、ディスカバリーベイの最新の開発状況について書きたかったのですが、長くなってしまったので、続きは次回のブログで書かせていただきますね♪
ではでは、今日も読んでくださってありがとうございました☆