香港で家探し ~3~
では、今回の家探しで見て回った街についてですが、夫の職場が香港島なので香港島を中心に家探しをしました。
あと、香港に来る前から気になっていたディスカバリーベイにも足をのばし、ざっとこんな感じ↓(★がついているところ)の地域を見て回りました。
ひとつの地域で複数の物件を見てるので合計20件以上はみたと思います。
********人口密度の高い地域 ********
香港島は、上の画像で黄色くハイライトしている北側の海沿いの地域に地下鉄と幹線道路が走っているので、そこがいわゆる都会なのですが、もうこの地域は大量の排気ガスを浴びながら生活しているという感じです。
父に言わせると、「キタとミナミをひっくり返したような」街並みだそうです。大阪出身の人にはこのニュアンスが通じますでしょうか。。。笑
自然はないけどなんでもあって便利なのがこの地域。
ノースポイントには日本人建築家がデザインした最新のアパートメントがあり、ある不動産屋さんがやたらとその物件をお勧めしてきましたが、ひと部屋ずつが狭くて収納スペースもなく、冷蔵庫の位置(キッチンのドアを閉めないと冷蔵庫が開けられない)ので即却下でした。
タイクーには大きな日本のスーパーマケットがあり、日本人学校もあり、子連れファミリーにとってはとても住みやすい街だと思います。最終候補まで残り続けた街のひとつです。タイクーについてはまた次回のブログで詳細を書きたいと思います‼︎!
********南側の海沿いの地域 ********
うってかわって、ケネディータウン(地下鉄の西側の終点)から左回りに南側の海沿い(オレンジのハイライト部分)は、のんびり穏やかなリゾートタウンといった街並み。タイタムにはアメリカンクラブがあったり、また、この辺りのアパートメントには豪華なクラブハウス(住民専用のジムやプールなどの娯楽施設)が併設されていて、ハイソな感じです。
上半身裸で、広東映画かアメリカのホラー映画でした見たことないようなサイズの肉切り包丁を振り回している市場を抜けて、サイバーポートにある物件を見たとき、香港で暮らしていけるかなという不安な気持ちが吹っ飛びました。
********山側の地域 ********
香港島、左手の内側に位置するヴィクトリアピークは緑に囲まれた亜熱帯地域という雰囲気。ハッピーバレーも見晴らしが良くて閑静な住宅街。地下鉄がないので、中心地まで出るのにはバスに乗る必要があって、買い物してベビーカーひいてあの満員バスに乗るのは少し無理があるので諦めましたが、ステキな地域でした。
ざっとこんな感じですが、香港島の西端から東端までは車で45分、この小さな島で、場所によってこんなにも建物の密集度合いに幅があるのは香港くらい⁈
本当に面白い国です。
そしてそれらの街に目に見えない境界線があり、その境界線の見分け方は一目瞭然。
不動産屋さんの車に乗って外を眺めていて、あっ欧米の人がいるな、ひとり、ふたり、はい、さんにん見かけたらそこから地域名称が変わります。笑
オープンカフェで欧米の人がコーヒー飲んでいるのを見かけたので、不動産屋さんに、この地域なんていうの?って聞いたら、ちょうどここからケネディータウンです、とまぁこんな感じです。
ちなみに、私たちが今回利用した不動産屋さんは、現地の不動産屋さんなので、コミュニケーションはすべて英語になります。前回のブログ↓もその前提で読んでいただければと思います。
次回のブログでは島の向こう側、ディスカバリーベイについて書きたいと思います。
では、おやすみなさい★