ソフィーのブログ in香港

ソフィーの香港滞在記。香港での生活、香港の街、そしてここに住む人々との出会いから生まれた物語りを綴っています

香港で家探し ~final~

ディスカバリーベイまでは、香港島 セントラルの埠頭から船で25分。

もうこの島は別世界、香港ではありません‼︎(香港です)

第一印象は「え、ここハワイ島?」でした。アジア人より欧米人の割合の方が多いのでより一層、香港感がない‼︎

 

初めて香港に来た時、夫の会社が予約してくれたサービスアパートメントがワンチャイで、まさにカオスのど真ん中。外を歩けば排気ガスに、オンボロ高層マンション群、ネオンの光に、タバコの煙に、市場の強烈な臭い、もぅ視覚・聴覚・嗅覚のすべてがマヒしてきて、めまいを覚えました…

あぁ、香港で住むのは無理だと諦めかけていたところ、南側の海沿いリゾート風の景色に救われ香港移住を決意し、そして今回ディスカバリーベイに来てみて、ここならずっと住みたい、と思えました。

 

ディスカバリーベイはものすごくコンパクトな街で、北端から南端まで車で10分ちょっと。アパートメントの数もこの地図↓に記されているだけで、きれいに区画整理されていています。

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クラブハウス(住民専用のジムやプールなどの娯楽施設)は南側と北側にひとつずつあって、会員登録(有料)すると利用することができます。アパートメント自体にプールが併設されている物件はディスカバリーベイでは2箇所だけ。上記画像で北側に位置する第13期となっているCHIANTIと、AMALFIのみだそうです。

 

そして、ディスカバリーベイのアパートメントは低層(4〜5階建て、基本的にエレベーターなし)か高層(30階前後なのかな?)に分かれます。

低層の物件もいくつか見て、いい感じの部屋もありましたが、やっぱりベビーカーでエレベーターなしは難しいですね。そして何より、夫婦ともに虫嫌いなので、低層階に住む勇気が出ないです。。

 

香港島で案内してくれた不動産屋さんいわく、ディスカバリーベイはリタイアした年配の人向けの街、ということでしたが、実際来てみると子供も多くてそんなことはなさそうかな〜

 

家選びってすごく不思議で、リフォーム済みで、収納スペースもあって、景色も良くて、お洒落なライトにこだわりのキッチン、金額も予算以内ですべて申し分ないのに、なぜだかしっくりこなくて決めきれないことがありますよね。

ドイツの方がオーナーのすっごくステキな部屋がありましたが、赤ちゃんと一緒に生活するとなるとなんだか少し洗練されすぎた空間で諦めました。。。

ちなみに、不動産屋さんによると、外国人が香港で不動産を購入する時には、3割り増しの金額になるそうです。

 

そんなこんなで、もう頭のなかでは100%ディスカバリーベイだと思っていても、翌日にタイクーの物件のアポをとっていたので、タイクーに行ってみると、その便利さにまた心が揺らぎます。

 

 最終的に決め手となったのは、やっぱり緑の多さかな。通勤に時間がかかっても、買い物するのが少し不便でも、排気ガスやタバコの煙を気にしなくていい、緑が多いのんびりしたところで子育てをしたいという気持ちが上回りました。

 

タイクーでいくつか内見した翌日、再度ディスカバリーベイに来てみて、そこで決めました。私たち以外にも2組がその物件に申し込んでいるようで、あとはバックグラウンドと提示金額をもとに、オーナーが誰に貸すか決めるとのことなので、しばらく連絡待ち。

 

早くもその翌日、不動産屋さんから連絡があり、私たちに決まったとのことでひと安心。海外生活をはじめるうえでの第一歩、住む家が見つかりました。