香港で家探し ~2~
今日は乳幼児を連れて、香港で家探しをした経験について書きます。
多くの駐在員の方は、まず旦那さんがひとりで香港に来られて、家を決めて、ある程度住める環境を整えて奥さんとお子さんが合流するというパターンだと思います。
先日Causeway bayのIKEAでお会いした2歳の子連れママも、そのようにおしゃっていました。
私たちの場合は、夫の駐在ではなく転職、つまり期限なしで香港に来たので、娘の成長に合わせてある程度長い期間住める家を探す必要がありました。なので、家探しは私も一緒にしたい‼︎ということで、初日から当時9ヶ月の娘を連れて香港にやってきました。
そして、本題ですが、乳幼児を連れているとなると、オムツ替え、授乳、ミルク、離乳食などなど、考えないといけないことがたくさんありますが。。。
結論からいうと、心配いりません‼︎ 赤ちゃん連れでも十分家探しできます。
5日間で計4社の不動産屋さんにお願いしたので、4人とも別の方だったのですが、前のブログ↓にも書きましたが、香港の人は本当に赤ちゃんに優しいです。
ぐずってたらあやしてくれるし、抱っこもしてくれるし、とにかく遠慮せずなんでも言ってみること‼︎
まず、オムツ替えですが、「あの〜オムツ替えたいんですけど〜」と言ったら、車を脇に寄せて停車してくれて、バックシートでかえさせてくれます。
次、授乳は、赤ちゃんがぐずったタイミングでバックシートで自由にという感じなのでこれは問題ないですよね。
次、ミルク。出かける時いつも何か忘れる私ですが、ミルク用の熱湯の入った水筒をホテルに忘れてきてしまい… 「あの〜ミルクあげたいけど熱いお湯が必要なんです〜スタバかどこかコーヒー屋さん見つけたら止まってもらえますか〜」と言ったら、すぐに探してくれるし、クラブハウス(住民専用のジムやレストランなどがはいっている施設)が併設されている物件も多いので、そこのレストランで熱湯を頼んでくれます。
次、離乳食。これはもう、赤ちゃんだけでなく大人もお腹が空くわけで。「あの〜そろそろお腹がすいてきまして〜」というと、じゃあここでいったん休憩しよう。ということで行きたいレストランの前でおろしてくれて、1時間後に迎えにきます〜といった感じです。そこでベビーもお食事タイム。今のところ離乳食を電子レンジで温めて欲しいとお願いして断られたお店もないです。(広東語ができないので現地の人御用達感あふれるお店にはまだ入ったことがありませんが…)
2月に下見に来た時は娘がまだ5ヶ月で離乳食開始前だったので、授乳とミルクだけだったのに、やっぱり離乳食がはじまると大変ですね。。。
乳幼児の海外旅行について生後5〜6ヶ月をお勧めしているブログをいくつか読みましたが、私も強く同意です。首が座って、でも激しく動き回らなくて、離乳食開始前。海外旅行を検討されている方はぜひこの時期に‼︎
話が逸れましたが、ひとつおススメしたいのは、乳幼児連れの場合は、不動産屋さんの中でも女性のスタッフにお願いするといいですよ。
今回は2人男性、2人女性でしたが、やはり女性の方が母親目線を理解してくれるので、家探しをしていてもテンポというかリズムが合います。
あと最後に気をつけた方がいいな〜と思うこと2つ。
ひとつは、時期にもよりますが、暑さ対策。人が住んでない家をみるので空調もついてない窓もしまってる物件の中は本当に暑くて、窓をあけてもめちゃくちゃ暑い。物件見て回るのでベビーカーじゃなくて抱っこ紐だから、もうベビーも抱っこしてる側も汗だくになります。小型扇風機、保冷剤必須です。
ふたつ目は臭い。香港では借主がかわる度に、部屋の壁のペンキを全部ぬりなおすそうです。なので、今回はペンキ塗り直し中の物件にいくつか遭遇しましたが、赤ちゃんは絶対中に入れない方がいいです。大人でも(息をとめてても)鼻の奥がつーんとして頭が少しクラクラするような臭いが数分残ります。
長くなりましたが、今日はここまで〜。
乳幼児連れで香港で物件探しする人は少ないかもしれませんが、もしそんな方がいらっしゃったら是非参考にしてみてください☆